TP-Link Archer C9 に DD-WRT を導入
有線LANの速度を 1Gbps に上げたく、Archer C9(ハードウェアバージョンはv3)を2021年2月頃に購入。
気になっていたのは、1日に1回、もしくは2日に1回くらいのペースでネットが切れること。電源を OFF/ON しないと復旧しない。
メーカーからのファームウェアは最新版に上げている。いっそのこと、DD-WRT を導入してはどうかと考えていたのだが、必ずしも改善するかわからないこと、かかる手間を考えて二の足を踏んでいた。懸案が一段落した先日、ついに作業に踏み切った。
なお、一度(メーカー製ファームウェアの)ウェブインターフェイスから(DD-WRTファームウェアへの)アップデートにトライして、「文鎮化(電源を入れても、繰り返しリセットし、ネットワークの接続に至らない状態)」している。
その後、なんとかDD-WRT化することができた。
もう一度同じ作業をする際の参考になるかもしれないので、書いておく。つまりは主に自分向け。
- DD-WRT を焼いてしまうと、TP-Linkのレスキューモードではメーカー製のファームウェアに戻せない。TP-Linkのレスキューモードではファームウェアのバージョン比較をしていて、ハードウェアバージョンv3 のファームウェアは、内部的には1.2、DD-WRTのファームウェアは 3.0 と判断されるため。シリアルポートで出力されたメッセージで判明。
- レスキューモードでは、192.168.0.66 に、TFTPでファームウェアを読みに行くので、TFTPサーバー。ファイル名固定。これは、今回の場合は ArcherC9v3_tp_recovery.bin なので、dd-wrt の factory-to-ddwrt.bin を、名前を変えて /srv/tftp に保存。
- うまくいった DD-WRT のバージョンは、v3.0-r40559
- TFTPサーバーは、Debian 11の tftpd-hpa パッケージを使用。 tftpd、aftpd もあるが、xinetd 経由で設定がもうひと手間かかりそうだった。
- ip a コマンドで、eth0 に 192.168.0.66を付与。 ip a add 192.168.0.66/24 dev eth0
- ifconfig と違い、eth0 に同時に複数のIPアドレスを付与することができる。 /24 がないと、ネットワーク内の他のアドレスから見えなくなる(/32扱いだから、明示的にルートを提示しないとアクセスできないのは当然といえば当然)
試行錯誤の中で、シリアル接続も試した。
- PC側は、HL-340 という、安いUSB-シリアル変換ケーブル。
- おそらく電源電圧は5V。
- Archer C9 側は、UARTで、電源は 3.3V。
- USBと UARTのTX、RX間をつなぐのに、論理の反転も兼ねて、74HC04 を使った。
- もしかすると、UART の TX and/or RX が74HC04に接続している状態では、Archer C9 の電源投入後の挙動が標準と変わるのかも。
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