ThinkPad X280 上の Debian GNU/Linux で指紋認証を使う
結論:python-validityを使うのが現在の早道。
Debian パッケージに入っている fprintd は Thinkpad X280 の指紋センサーデバイス(*)に対応していない。(と開発元も認めている)
*) lsusb の結果の該当行には
06cb:009a Synaptics, Inc. Metallica MIS Touch Fingerprint Reader
とあった。
依存されているが Debian パッケージに含まれない open-fprintd はhttps://github.com/uunicorn/open-fprintd に、
fprintd-client は https://gitlab.freedesktop.org/uunicorn/fprintd/-/tree/debian/clients-only にある。
それぞれ、Debian パッケージを構築するための debian ディレクトリ含めてソースリポジトリが公開されているので、
git clone して fakeroot debian/rules binary とか、バイナリーパッケージを構築してインストールすればOK。
PAMについての問い合わせは、インストール時に自動的に呼び出されて、質問に答えた気がする。
sudo や画面ロックからの解除など、パスワード入力に比べて格段に楽になった。ただ、xscreensaver の解除ができず、light-locker に変えた。これについては別記事で。
ひととおり動作確認が終わったら、
/lib/systemd/system/python3-validity.service
の
ExecStart=/usr/lib/python-validity/dbus-service --debug
行は
ExecStart=/usr/lib/python-validity/dbus-service
にしておくとよいと思う。そのままだと syslog が数値情報でいっぱいになる。
実は最初のトライでは python3-validity が起動できなかった。開発元のリポジトリにケアレスミスがあったため。Pull Request をすぐに取り込んでもらえたので、今は直っている。
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