きみはもう「拳意述真」を読んだか
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笠尾恭二氏の労作、きみはもう「拳意述真」を読んだか、を通読させていただきました。
本書は内家拳理論の集大成に貢献した孫禄堂(南京国術館初代武当門長)の記した「拳意述真」の解説書で、またぞろ、弟子の五郎と先生のボケと突っ込みという笠尾氏の得意とするスタイルで編集されています。
前段では、まず禄堂の師郭雲深はじめ彼に影響を与えた名手の武勇伝も交えた人と成りが、後段の本論では師の言葉を中心に内家三拳の要訣が解説されており、巻末は禄堂の総括で締められています。
印象に残ったのは、郭雲深の形意拳における、①明、暗、化勁の段階的発展概念、②三体式の重要性、③単重/双重、④六合合一など内・外家拳、中日を問わずおよそ武術と名の付くものに必須の要素が繰り返し語られていることです。
各師各様の理論が展開され、中華武術初学者にはいささか難解ではありますが、意のあるところを整理すると共通項が浮かび上がり、練功における要諦がおぼろげながら掴めたような気がします。
蛇足ですが、Amazonで調べるとこの本はすでに絶版で中古で4,000円~20,000円くらいのプレミア価格がついてます。
鈴木先生貴重な本を有難うございました。
西尾
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