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2015年7月 3日 (金)

「太極拳血戦譜」読みました。

(Nさんの投稿を保存するためのコピー)

イントロの呉派太極拳VS白鶴拳の試合は有名ですね。初めて見たときは、なんかイイ大人が喧嘩してるみたいで、とても達人同士の対決には思えなかったんですが見る人が見ると繰り出されている技がわかるんですね。 (名古屋弁で)奥深キャー ^^

 

https://www.youtube.com/watch?v=xqvfuCdW9nk

 

著者笠尾恭二氏の大著「中國武術史大観」太極拳編の簡易版とでも申しましょうか、太極拳の歴代達人にスポットを当てた章構成で、随所に出てくる氏の研究成果による自説も大変興味深く、この武術の変遷が理解できました。

 

楊家太極拳を創設し陳家太極拳にも大きな影響を与えた楊露禅の陳家溝での弟子入りの苦心談や孫派太極拳の開祖 孫禄堂の言葉「武術を学ぶにはまず武徳を講究せよ。武徳には一に口の徳、二に手の徳がある。口の徳とはどんなとき、ところでも他人の修練についてあれこれとあげつらって、あいつは弱いとか、実戦で大したことないだろうとか悪口をいってはならないこと。手の徳とは実技練習上の心構えで、武術の目的は一に強身、二に防身であり、互いに腕を比べるときも謙虚に学ぶつもりで、もしも相手の腕が上であるならば虚心に教えを乞い、自分のほうが進んでいるならば誠実に導いてやる。云々...」には感銘を受けました。

 

最終章のタイトルは「太極拳はいのちの拳法」で、太極拳のみならず八卦掌、形意拳、少林派の拳法家の寿命や健康増進、病気治療に対する太極拳の効用が数値データで紹介されています。

 

先生と弟子の五郎君の問答形式なので親しみ易く一気に読めます。鈴木先生ありがとうございました。

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