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2010年12月 4日 (土)

syslinux による USB メモリスティックからの起動(複数パーティション)

要は、System Rescue CD と Debian installer を同じ USB メモリスティックから起動できるようにしたい。
前者については、開発元にやりかたが掲載されているのでそのまま実行すれば良いとして、
わからなかったのは2番目以降のパーティションに入っているものをどう起動するのか。

幸い、Ubuntu のフォーラムで話題になっていたのを見つけた。
それも含めて整理すると、次のようになる。


  1. 2番目のパーティションを作る。System Rescue CD には300MB もあれば十分なので、parted などを使用して1番目のパーティションを縮め、スペースを作る。

  2. 2番目のパーティションをFATフォーマットする。dosfsck など。今回は FAT32 とした。

  3. ・syslinux /dev/sdb2 として(*)、syslinux を該当パーティションにインストールする。ldlinux.sys というファイルが作成される。
    *) USB メモリスティックが /dev/sdb として認識されている場合 ← システムのログをみればわかるし、cat /proc/partitions であたりをつけることもできる。

  4. Debian Installer のβバージョン CD ISO イメージの中にあるファイルを、パーティション 2 にコピーする。ループバックファイルシステムを使用してマウントすれば中身が見える。(mount -o loop)

  5. コピーしたファイルの中にあるディレクトリ名、ファイル名にいくつか変更が必要。

    • isolinux/ → syslinux/

    • isolinux.cfg → syslinux.cfg


  6. パーティション1にある syslinux/ 内のメニューファイルに、パーティション2からの起動を選択できるようメニュー項目を追加する。local2 は既にあるので、その次に local3 とでもして追加。肝は append hd0 2 を指定して chain.c32 を呼び出すこと。

    LABEL local2
      MENU LABEL *) Boot from second hard disk
      kernel chain.c32
      append hd2
      TEXT HELP
      Boot local OS installed on second hard disk
      ENDTEXT
    
    LABEL local3
      MENU LABEL *) Boot from second partition of this USB stick
      kernel chain.c32
      append hd0 2
      TEXT HELP
      Boot Debian Squeeze installer Beta
      ENDTEXT
    
  7. あとは、それぞれ起動できるかどうか、実際に使ってみて確認のこと

気付いた人は気付いたと思うが、上の local2 にも変更が一箇所入っている。
USB メモリスティックから起動するときには、syslinux にはこれが一番目のハードディスク hd0 に見えている。なので、1番目の内蔵ハードディスクから起動したい場合には append 行で hd1 を、2番目の内蔵ハードディスクの場合には hd2 を指定する必要がある。

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